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ここはマクロスFのシェリルをこよなく愛する管理人:サリーの、アルシェリテキストサイトです。 閲覧に関しては自己責任にてお願いいたします。
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Opinion
アルシェリストです 幸せにしてやんぜ!
時々消えたらごめんなさい… 日本ドアラ党九州支部

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「おりゃあっ!」と思ったらソッコーで書き上げ、読み返して恥ずかしくならない内にさっさと恥を晒してしまえ、とうのが自分なのではないかと思っておりますw これ、1時間半くらいでかけたんじゃないかな、たぶん。まぁいつもより全然短いんだけどさっ。

モトネタはDocomo STYLEシリーズのほりきたまきちゃんのCMです。あれをアルシェリで置き換えてひとり脳内でニヨニヨしてたら、Mこさんも同じコト考えてたってね!www Mこさんのサイトでは、男女逆転バージョンが置いてあります。過保護なアルト氏にニヨッニヨするから見に行ってください絶対!(てゆーかMこりーぬ、記事にリンク貼っていい?)

てゆかDocomoネタだったはずなのに、クリスマスネタになっちった・・・。だって、ねぇ? 今の時期に夜に外で待ち合わせっつったらイルミネーションとか浮かんでくるじゃん! もちろんBGMはマライアエンドレスでしたがなにかwww

ふたりとも別人だったらサーセンorz でもオレ、アルトさんはくっついたあと攻めっ攻めになってほしいと思ってるんだ(´∀`*)ウフフ










すっかり夜の帳は降りているけれど、まばゆいほどのイルミネーションに彩られた街並みはあたたかい光に溢れている。
そんなクリスマスの雑踏の中を、アルトはひとり、大きなストライドで歩いていく。
待ち人のもとへ。




 ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU.




待ち合わせの時間は8時だった。
十分に間に合うはずだったのだが、訓練中に部下がちょっとしたミスを犯し、後処理に手間取っていたら退社したのは待ち合わせ5分前だった。待ち合わせの時間には到底間に合わず、シェリルに遅れる旨を伝えて急いでタクシーに飛び乗った。
そこからは、15分程度で着くはずだった。
そう、着く「ハズ」だった。
ところが、そのアルトの目算は大きく外れ。

確認した左手首のフライトウォッチは間もなく8時半を指そうかとしている。





「いやぁ、お客さんついてないねぇ」
ヤキモキしはじめたアルトに、運転手がのんきに笑いながら話しかけてきた。
「さっきから時間気にしてるようだけど、何か約束かい?」
「えぇ・・・まぁ」
「この時期のこの通りは毎年大渋滞になるんだよ。ホラ、通り沿いの木が全部イルミネーションで飾られてさ、それを車で見に来る人たちが増えるんだ。」
「あぁ・・・」
それまで時計とにらめっこしていて気もそぞろだったアルトの目には映っていなかったが、、言われて改めて車窓の外を見れば、通りは昼間かと思えるほどの明かりに満たされている。
「だから毎年クリスマスが近くなるこの時期は、いつもなら10分でいけるところを20~30分かかることもザラだねぇ。」
「に、にさんじゅっぷん!?」
「そうそう。だからお客さん、時間かかるけど勘弁してね。」
「・・・ハァ。」
車が進まないのは運転手の彼のせいではないから、勘弁してくれと苦笑されてはアルトもそれ以上は何もいえない。けれどどうにも急いてしまう気持ちを抑えることはできなくて、何度も何度も時計を確認するのをやめられなかった。




それから、10分。


車はちょっと進んだかと思えば止まるの繰り返し。確実に進んではいるが、亀の歩みの如くでアルトのイライラが募る。
あまりに遅れているので、もう一度シェリルに連絡を入れようかとジャケットの内ポケットの携帯を探ろうとしたその時。
遠目ではあるが、大きなクリスマスツリーが目に入った。てっぺんに大きな星がのっかった、全体的に桃色に彩られた大きな大きなクリスマスツリー。

その下に、シェリルがいる。



「すいません、ここで降ります。」
シェリルがあそこにいると思った瞬間、このまままんじりとせずタクシーに乗ってなんていられなくなった。きっと、自分の脚で向かった方が早い。アルトの心が逸った。
運転手に告げ精算を済ませると、アルトは勢い良く夜の街に飛び出した。












一方その頃。
待ち合わせのツリーの下で、シェリルは携帯を握り締めていまかいまかとアルトを待っていた。
「少し遅れる」と連絡があったのは、もう40分以上も前だ。タクシーに乗るといっていたから、SMSからここまでだったら大体15分、かかっても20分くらいで着くはずだ。
それなのに。
来るだろうと思われた時刻から20分近く経とうとしている今も、シェリルの待ち人は現れず連絡も入らない。
「アルト、どうしたのかな・・・」
思わず、ぽつりと呟いた。
その途端、もしかして事故に遭ったのではないかとか、タクシーに乗る以前にSMSで非常事態があって呼び戻されたんじゃないかとか、ロクでもない心配がぽこぽこと顔を出してくる。
思わず小さく震えたのは、恐らく寒さのせいだけではない。
「アルト・・・」
携帯を握る両手にさらにぎゅっと力を込め、シェリルは不安な気持ちをかき消すように、人混みの中に待ち人の姿を探した。






そんなシェリルをアルトが見つけたのは、時計の針が8時半を15分ほど過ぎた時だった。


ツリーの下には、待ち合わせと思しき大勢の人が集っている。
様々な背格好の人がいるその中で、アルトの目はただひとりの人物に吸い寄せられた。
シェリルはアルトが来た方向とちょうど反対側、アルト側からツリーを周り込んだ位置にいて、背を向けている格好になっている。お気に入りのオフホワイトのコートに包まれて、頭にはコートと揃いの色のニット帽をすっぽり被っている。一見彼女とわかりにくいそんな格好、ましてや後姿でも見分けてしまえる自分に、アルトはちょっとくすぐったくなった。

本当はすぐにでもここから声をかけてやりたいが、この大勢の人混みの中で彼女の名を呼ぶのはさすがに憚られた。こんなところにシェリルがいるとバレれば、辺り一帯軽いパニック状態になって、人垣に取り囲まれるに違いない。
それだけは避けたかったので、アルトは歩く速度を速め、ツリーへ近づいていった。









「まった?」「うぅん、そんなに待ってないよ」
「もー、おそーい!」「ごめんごめん、悪かったって」
そんなやりとりを、もう何組聞いただろうか。

シェリルの周りには、彼女と同じように待ち合わせをしている人々がたくさんいる。でもシェリルと違って、ちゃんと待ち人が迎えに来てくれる。そして仲も良さげにその場を去っていく。その中でシェリルはただひとり、じっと待つしかできない。
まるで自分だけがひとりぼっちで取り残されていくようで、自分らしくないと思いつつも心細さを覚える。
耐えかねて、思わずアルトへ電話をかけようと思ったその時だった。

シェリルの手の中のケー鯛が勢い良く飛び跳ねた。
ディスプレイには、待ち人の名前。



ラインが繋がる。




「アルト?」
「悪い、渋滞に捕まって遅れた」
「だったらもっと早く連絡くれてもいいじゃない!」
「いや、こんなに遅くなると思ってなくて」
「なによ、し、しんぱい、したんだからねっ!」
「心配? 何を?」
「何をって・・・SMSでまたなんかあったのかとか、事故にでも遭ったんじゃないかって・・・」
「ははっ、そりゃ悪かったな」
「もうっ、何のんきに笑って! ・・・って、アルト、周り騒がしくない?」
「そうか?」
「タクシーの中、じゃなさそうね・・・」
「さぁ?」
「アルト、いま、どこにいるの?」


シェリルの問い掛けに、アルトは小さくくつりと笑った。
彼の視線の前方には、こちらに背を向けたまま、携帯を耳にあて左右をキョロキョロと見渡しているシェリルの姿がある。彼女があちらこちらと顔を向けるたびに、ニット帽の耳あての先にぶらさがっている白いポンポンが大きく跳ねる様が見ていて微笑ましい。
その距離、あと、3メートル。





「ねぇ、アルト、いまどこに」
「コーコ」

お互いの声が、耳に当てた携帯電話からと、そうでない方の耳からと、サラウンドで聞こえた。





「ひゃあっ!?」
突然間近で聞こえた声と、左肩にのせられた重みにシェリルは思わず声を上げた。その重みの正体は。
「あ、アルト!」
「お待たせ」
「おまたせって、もう、なにやってるのよっ」
「いや、俺を待ってるお前がなんか可愛かったからつい、イタズラ?」
「かわっ・・・・!」
シェリルの肩に顎をのせたまま囁いたアルトに、シェリルの顔がぽんっと音を立てて赤くなった。


そんなシェリルの姿に愛しさを覚えながら、アルトは彼女の背後からそっと腰に手を回す。
「・・・ちょっと、何調子にのってるのよっ」
「さぁ?」
「さぁって、もうっ、心配したんだから!」
「うん、悪い。」
「ホントに悪いと思ってる?」
「思ってる思ってる」
「その言い方は思ってない!」
「いや、ちゃんと思ってるって。心配させてごめん。」
「・・・アルトのバーカ。」
「バカとはなんだ、バカとは。」
「このアタシを心配させるなんて、アルトなんてバカなのっ。」
「あー・・・・はいはい、ごめんなさい、すみませんでした」
「かわいくなーい! ・・・でも、もういいわ。」
「ん?」
「アルトが無事でちゃんと来てくれたから、もういいわっ」
頬を染めながら言うシェリルはかわいい以外の何ものでもなく。
「きゃっ!ちょ、なにすんのよアルト!////」
背後から抱きしめたまま、アルトはシェリルの頬にキスを落とした。








しばらくふたりでツリーを眺めて。
シェリルはアルトを待ち続けたその場所からようやく離れた。アルトと、手をつないでふたりで。
頬にあたる冷たい空気も、アルトが高めた熱を冷ますのに気持ちいいくらいだ。
もう、心細くなんかない。

待ってれば、来てくれる。
待ってれば、ちゃんと帰ってきてくれる。
それが今のアルトとシェリルの関係だから。






  ― で?
  ― なぁに?
  ― 何が欲しいんだ? クリスマス
  ― 改めて欲しいものって言われても・・・
  ― ちゃんと考えとけって言っただろ?
  ― 何も"物"じゃなくたっていいのに
  ― ?
  ― "ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU♪"ってね?
  ― なんだそりゃ?
  ― ふふふっ、アルトのニブチン!
  ― ????



傍から見たら恥ずかしいことこの上ない会話を交わしながら。
恋人達はお互いの手をしっかりと握り締めて、クリスマス一色な街中の雑踏に紛れていった。













  プレゼントなんてどうでもいい

  わたしはあなたを独り占めしたいだけ

  あなたがそばにいてくれれば

  それだけでいいのよダーリン!













ドコモネタで同じ妄想してて「だよねー!」と盛り上がったのがもこさんです(暴露w)。
先に小ネタでうpられていたのですが、コラボしてもらっちゃいました! 設定かぶせてくれてたりしてニヤッとしちゃいます^^ あちらはアルトが「待つ男」ver.です、ぜひ!
☆STYLEコラボwithもこさん☆


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| 2009.12.04 22:12 | edit
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