FC2ブログ
::: J  O  Y :::
since:2008/08/18(renew:2009/02/05) ※開店休業中
Counter
About
ようこそいらっしゃいませ。

ここはマクロスFのシェリルをこよなく愛する管理人:サリーの、アルシェリテキストサイトです。 閲覧に関しては自己責任にてお願いいたします。
当然ながらオフィシャルとは関係のない、銀河のすみっこサイトです。

■はじめての方⇒ABOUT!(必読)
■作品一覧⇒タイトルリスト!
■リンク⇒BOOKMARKS!

◎最新UP⇒
ちまちまコネタ投下中。


Latest
Twitter
Message

名前:
メール:
件名:
本文:

Opinion
アルシェリストです 幸せにしてやんぜ!
時々消えたらごめんなさい… 日本ドアラ党九州支部

--.--.--_--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2009.03.09_00:44
ものっそい突発です。急に書きたくなりました。

できあがってまーす。ウフフフフ。
できあがってますIN学校編。

ホント、いきなりふって湧いてきたのでいっきに書いた。
いつもはワードなりメモ帳なりに打ち込んで保存してそれをブログ記事に起こすんですが、今回はブログ記入ページでそのまま一発書きです。誤字脱字あったらごめんなさい、一応チェックはしてますが・・・。流れが強引すぎてたり前後うまく繋がってなかったりしたらごめんなさい^^;

ただ甘いだけじゃなくって、くっつく前からのお互い素直じゃないところとかシェリルのアルトいじり(なんかやらしい表現だなw)とかはそのままに、そこに少しずつ恋人同士になっていく過程のようなエッセンスが入れられれば、と思って書いていました。衆目もあるしね。これから少しずつ恋人同士になっていきますよ的な、すこ~しだけ二人の世界醸し出しちゃいそうなけど出し過ぎないように、を目標に。だって学校だし! やりすぎだらいかんかな、とw。

本人としては短編的扱いなんですがどうなんでしょう。・・・やっぱ長い?
学校モノのイチ場面を切り取ったという意味で。場面切り取りモノで「ラブリー」はシリーズ化しようかなとたくらんでいます。短いものを書く練習という意味でも。(連載ではなく)

さて、どういう反応がもらえるかヒヤヒヤものであります。
とりあえず「シェリルを力いっぱい幸せにし隊」結成記念ってコトでw\(^O^)/



-------------------------------


 ああ なんてかわいい ぼくの恋人!


ラブリー



授業終了の軽やかな鐘の音が、学校全体に響き渡った。
ちょうど午前中の授業が終わり昼休みに入るとあって、教室はあっという間に賑やかになる。
早速昼食を広げたり、友人と連れ立って食堂に出て行ったりなど、学生たちそれぞれが思い思いの昼休みを取ろうと動く中、ただ一人他と違った行動に出ている生徒がいた。


「シェリル、出るのか?」
階段状になっている教室で、アルトは自分のひとつ前に座っているシェリルに声をかけた。
問われたシェリルは振り向きもせず、慌しく鞄に筆記用具やらテキストやらを仕舞い込んでいる。
そんなシェリルの頭のてっぺんにあるかわいいつむじを、アルトは片肘付いてぼんやり見つめていた。
「ん、もう出ないと。ホントは今日の午前中来るのだって難しかったのよ」



最近、シェリルはなかなか学校に来られない。
近々リリースされるアルバムの最終的な詰め、およびそのプロモーションでスケジュールが過密になっている為だ。

実を言うと、彼女が学校に来られていないだけではなく、アルトとシェリルはここしばらく2人でゆっくり過せていない。
同じ部屋で暮らしてはいるが、片やアイドル兼学生、片やパイロット兼学生である。
アルトはアルトでSMSの方の仕事もあり、変則シフトの為勤務や時間が不規則にならざるを得ない時もある。

実際、今日だってふたり揃って登校してきたわけではない。
アルトは自宅から、シェリルはスタジオから一度自宅に戻って制服に着替え、遅刻して登校してきたのである。

そんなこんなで悲しい哉、ふたりはすれ違い生活を送っていたのである。



「あ、やだ、もう来てる」
帰り支度を整えたシェリルが、窓の外を見て呟いた。
つられるようにアルトも視線を投げると、校舎の外階段下に黒塗りのワンボックスカーが止まっていた。
その脇では小柄な人影が、何やら腕時計を見ながらそわそわしている。
大戦後もそのままシェリルのマネージャーをしている、エルモ・クリダニクその人だった。

「・・・もういっちまうのか」
思わず本音がぽろりとこぼれ出た。
もちろん、アルトとしてはシェリルの歌に対する思いを知っているし、彼女の一番の理解者は自分だという自負だってあるし、だからこそ掛け値なしで応援している。
・・・したいと思っている。
でも、やっぱり愛しい人と、恋人と一緒に過したいという本音もあるわけで。
自分の青臭さを自覚しつつも、こうもすれ違いがつづき、触れ合うことはおろか、アルトの焦がれてやまないあの空を溶かし込んだような青い瞳をゆっくり見つめることすらできない日々がつづくのは、正直堪えた。
(―俺って結構シェリルに惚れてるかも)
そんな今更なことを改めて自覚して、アルトは小さく溜息をついた。


「あら、さみしいの?」
いくらアルトの呟き、溜息が小さくとも、真後ろに座っていれば聞こえるのは自然の摂理。
シェリルはしたり顔で笑みを浮かべながら振り向いた。

「アルト? わたしがいなくなっちゃうの、さみしい?」
「・・・べつに」
「あらやだ、何拗ねてるのよ」
「拗ねてなんかねーよ」
「ま、かぁわいくない。素直にさみしいって言えばいいのに」
「だから別にそんなんじゃねーよ」
「あら、わたしはさみしいわよ?」
「なっ・・・バッカおまっ・・・!」
シェリルの発言に思わずうろたえて頬を染めたアルトだが、彼女が悪戯っ子のように笑っているのを見て、またいつものように振り回されているのだと、一瞬嬉しく思った自分を呪った。

けれども。

「でも・・・ホントはわたしちょっとさみしい・・・かも」
次にぽつりと漏れたシェリルの呟きはとても小さく、そこに含まれる色は今までアルトをからかって楽しんでいたものとは明らかに違っていた。
「え?」
「だって・・・またしばらく会えないでしょう?」
そう、上目遣いでアルトを見つめるシェリルの目は、ほんの少しだけ、彼にだけ見せる「恋人の目」になっていた。

アルトは頭の中にインプットしている自分とシェリルのこれから1週間のスケジュールを思い出してみた。
確かにこれから数日は、アルトは惑星調査で3日ほどSMSに泊り込みになるし、シェリルも2日ほど自宅に帰ってこられない。
それぞれ自宅に戻るタイミングはあるが、お互いが顔を合わせる確率は低い。

「そうか・・・お前も何日か留守にするんだったな」
「んもうっ、忘れてたの? 相変わらず気が利かないというかニブチンというか!」
何気に失礼なことを言われているが、それでもシェリルの頬をぷくりと膨らませる表情がかわいくて、思わずアルトの顔が綻ぶ。
「忙しいみたいだから、無理はするなよ。ちゃんとメシ食って、体には気をつけろよ」
「もー、だーかーら! なんでそこでお母さんみたいなこというのよ!
 愛しい恋人とのしばしの別れなんだから、それらしい愛の言葉とか囁いたらどーなのよ!」
「バッ・・・おまっ、ここどこだと思ってんだよ!」
「教室だけど?」
「あぁもう・・・」
先程からチラチラと感じているクラスメイトの視線なんて、シェリルには些事らしい。(さすが芸能人)


「んもう仕方ないわねぇ。じゃあコレでガマンしてあげるから・・・ほらっ」
そう言って、シェリルはアルトに顔を向けて徐に目を閉じた。
「はい、どうぞ」
「へっ?」
アルトとしては、シェリルの意図するところがわからない。
「ほらぁ、はやく」
「え、だから何が」
「何がって、キスよ、キ・ス」
「はぁっ!?」
思わずあげたアルトの素っ頓狂な声と、その前のシェリルのトンデモ発言に、今度こそクラス中の視線がふたりに一点集中する。
シェリルは恐らくそんな状況はわかっているのだろうが、にこにこしたまま目を開けない。
「アルト、ほらっ」
「ほらって、お前・・・」
「早くしてくれないと仕事遅れちゃうじゃない」
「だからお前ここをどこだと・・・」

「んもうっ!」
うだうだと言い訳するアルトに、痺れを切らしたシェリルがぱちりと目を開けてアルトを見据えた。
「つべこべ言ってないで、いいじゃないキスくらいしてくれたって!
 しばらく会えないのよ?
 ちょっとの間お別れで会えなくてさみしいから、その間がんばれって、次に早く会えますようにっておまじないのキスしてくれてもいいじゃない!」


シェリルの勢いに一瞬呆気に取られたアルトだったが、彼女の言っているその内容が可愛すぎて。
(あぁもうなんてかわいいんだ俺の恋人は!)
そっと身を屈めて唇を落とした。

愛らしいシェリルの額に。


「・・・え?」
離れるアルトの気配に、シェリルは思わず額を押さえた。
「おで、こ?」
ぱちくりとした目でアルトを見つめれば、キスを贈った当の本人はほんのり頬を染めていた。
「・・・俺は日本男児だぞ、公衆の面前でキ、キスなんてできるかよ」
どうやらこの状況での、今の彼なりの精一杯らしい。
「おでこ・・・」
シェリルとしては若干の不満は残るが、この堅物アルトが額にとは言え、自分からキスをしてくれたのだ。今日のところは及第点としてあげることにしよう。
未だ火照る顔を隠すように、片手で口元を覆い、肘をついて明後日の方向を見遣るアルトに、シェリルは満面の笑みを贈った。
(贈られた当の本人は気付かなかったが、クラスメイト達がその妖精の笑顔にヤラレたことは言うまでもない)


「じゃあ、いくわね」
そう言ってシェリルは鞄を片手に席を立った。段差を一つ上ってアルトの席の隣に立つ。
「ん、頑張れよ。体だけは無理するなよな」
「わかってるってば、アルトママ」
「マ、ママっておまえ・・・!」
シェリルの発言に、アルトが思わず顔を上げたその瞬間。


アルトの首元でゆるく結ばれているネクタイがくいと引っ張られた。
抵抗することなく、その力に導かれるままに辿り着いた先には。

甘く柔らかな至福の感触。
味わい慣れた、恋人のキス。


突然のことに見開かれたアルトの瞳が見たものは、伏せられたシェリルの長く密度の濃い睫毛。
意外に長い口吻けに思わずアルトが瞬きすると、唇を合わせたままシェリルの瞼が静かに持ち上がった。
そこから覗いた淡い空に映っているのは、嬉しそうな、楽しそうな、そして勝ち誇ったような色。
「!」
それをみてアルトがしてやられた、と思った瞬間、彼の唇の表面をちろりと舐めて、シェリルはそれを解放した。


「シェ、リルッ、てっめ・・・!」
あまりのことに思わず腕で鼻から下を覆って体を引く。アルトにしては言葉が乱暴になっていることで彼の動揺が伺いしれる。
「うふっ、ごちそうさまv」
「おっま・・・!」
「だあってアルトに言ってもキスしてくれないんだもん。だったらわたしからするしかないでしょう?」
「だからってお前、ここ教室・・・!」
「しょうがないじゃない、今日からしばらく会えないんだモノ。恋人に会えなくなるのがさみしいって思うのは間違っていること?」
シェリルの口調は、いつもの彼女。
ただ、その中に本当の、ただの恋する少女としての彼女が見え隠れしているのは間違いないし、きっとそれは自分だけに見せるもので、恐らく自分しかわからないだろうとアルトは思った。

そしたら、やっぱりそんな彼女が可愛く思えてしまって。許せてしまって。
自分は恋をしているんだなぁと、何度目になるかわからない自覚をした。


「・・・ほら、いってこいよ」
「えっ?」
どことなく不安そうな色を瞳に揺らがせているシェリルに、アルトは優しく微笑んだ。
「エルモさん、待ってくれてるんだろ。遅れるぞ」
「アルト・・・?」
「俺、も・・・・から」
「え?」
「俺もお前に会えないのちょっと堪えるけど頑張るから・・・お前もがんばってこい」
小さく小さく呟かれたアルトの思いは、シェリルにだけ届いた。
それに、彼女は満開の笑顔でこたえた。
アルトが愛してやまない、あの笑顔で。
「アリガト」

そう言って駆けて行った彼女の背中を、アルトは優しく見送った。
次は、ふたりでゆっくりと過せますようにとこっそり祈りながら。


ちなみに。
シェリルが出て行ったあとの教室では言うまでもなく大騒ぎになり、アルトが突っ伏した机から顔を上げられなくなるのはお約束。



 ああ なんて罪作りな ぼくの恋人!
 (でもそんな彼女に首ったけ)




この記事へのコメント
はじめまして、コメントありがとうございます^^

拙い作品ですが、読んでいただいてうれしいですー。
ダラダラと長くてすみません(苦笑)。

てかうちのアルトさん、そんなつっぷしてました!?
おぉう、書いてる本人全然気付いてませんでした、素敵ツッコミありがとうございますw

かなりスローペースですがゆったり続けていきますので、よければまたお越しくださいね(^-^)ノシ
サリー | 2009.05.17 23:02 | edit
はじめまして!
ネトサしてやってきた者です(笑)

マクロスの全作品読ませていただきました!!
この話とプロポーズの話大好きです!ww
机に突っ伏すアルトの話が好きみたいですねww
これからもがんばって書いてくださいね(^0^)
応援してますっ
はむ | 2009.05.16 20:33 | edit
Name
E-MAIL
URL

password
管理者にだけ表示を許可

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。